スキンパック包装とは
<SDGsで注目を集めている真空密着包装>
伸張性フィルムを加熱し、空気を抜きながら包装するため、フィルムが内包物にピタッと密着しシワがほとんど出ず、商品のリアルな質感・色・形状が伝わります。
食品・食材のほか、工業製品、雑貨、医療器具などさまざまな分野で利用され、見栄えが良いため商品の付加価値アップやブランディングでの利用も注目されています。
スキンパックの特徴
商品の質感そのままを伝えることができ、訴求効果がアップします。また高級感も
演出できます。
※このページ掲載している画像は全て包装後の写真です。
食品のドリップを抑制し、賞味期限の延長が可能です。冷凍の際は、フィルムが密着しているため、食品の水分が抜けにくく、冷凍焼けしにくい効果もあります。
台紙・プラスチックトレー・緩衝材など、内包物を置く(入れる)素材や形を選びません。
スキンパックの密着性を活かして、日用品や工業部品の緩衝・展示用途として使用されています。また、金属部品の防錆効果も期待できます。
真空パックとの比較
スキンパック | 真空パック | |
伸縮性 | 優れている | 少ない |
密着性 | ピッタリ密着 | 隙間ができやすい |
鮮度保持 | 比較的長い | 比較的短い |
見た目 | 圧倒的に美しい | シワができやすく悪い |
商品ラインナップ
アイオノマー樹脂を使用することで、優れた透明性・延伸性・追従性・強靱性を誇ります。
低温で加工ができるため、内包物への熱ダメージを最小限に抑えられます。トレー・フィルム・台紙などの形状や素材を選ばず、製品が不定形でも包装が可能です。
緩衝材をトレーとして使用する際の包装フィルム。主に、饅頭、砂糖菓子など贈答用菓子の真空パックに使用されています。
有孔質の台紙を使用する際の包装フィルム。主に、各種工業製品や用具のパッケージとして使用されています。