プラスチックフィルムのことならエンシュー化成工業へ

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お客様とともにより良い価値を創造する

エンシュー化成工業の技術開発は、「やらまいか」を基本姿勢に取り組みます。

「やらまいか」は「まずやってみよう」「やってやろうじゃないか」を意味する、この地方の方言で、新しいことに果敢に挑もうとするチャレンジ精神を表しています。

当社は、専任の技術スタッフが幅広い分野の多種多様な、お客様のご要望にジャストフィットした製品を開発させていただきます。

「減プラスチック」「リサイクル」「モノマテリアル化」といった、お客様のSDGsへの取り組みをサポートしています。

開発事例

食品用プラスチックフィルム使用量削減テーマ(お客様:大手食品メーカー)

開発内容
食品用シーラントフィルムにて、環境対策としてプラスチック使用量削減

リクエスト内容
①フィルム厚みを極力薄くしつつ、従来並みのコシ感・破袋強度を維持したい
②ラミネート工程にて従来並みの加工性能を維持したい
③大幅なプラスチック使用量の削減を目指す


シーラントフィルムの厚みを30%ダウンし、大幅なプラスチック使用量の削減となりました。また、試作~評価を何度も繰り返すことが一般的ですが、初回提案にて要求事項のほぼ全ての項目を解決致しました。

 

成形加工品のリサイクル(お客様:成形加工メーカー)

開発内容
ラミネートした成形加工品(フェルト・不織布等)のロスを分別・リサイクル

リクエスト内容
①成形加工時に高温で加圧するため、フィルムの表裏で溶融温度を変化させる
②成形加工後にフィルムを剥がせるようする
③生産ラインごとに加工温度が違うため、条件ごとの設計をする

フィルム表裏面に使用する原料をコントロールすることで、生産ラインごとでの成形加工後も容易に剥離ができるように改善提案を行いました。
生産ラインにて、廃棄されていたトリミング部分がリサイクル可能になり、廃棄物の削減と、歩留まり向上となりました。

電線被覆用高膜厚フィルム(お客様:電線メーカー)

開発内容
電線の芯材に被覆するための「分厚い」「高品質」フィルムの開発

リクエスト内容
①高密度ポリエチレンを使用して、厚み100~200µmの高膜厚を生産
②細い幅にスリット加工するため、厚薄が小さく、平滑性を重視

インフレーション成形では、成形困難な高膜厚のフィルムでしたが、弊社が独自でカスタマイズした、高密度ポリエチレン用インフレーション成形装置にて、「分厚く」、フィルムの厚薄の小さい「高品質」の製品をご提供しております。
また、共押出インフレーション成形装置では、低密度ポリエチレンで500µmのシート成形や、深絞り用途の超高膜厚フィルムも成形可能です。